骨と十字架 (Keep Walking)
7月28日 新国立劇場小劇場
作 野木萌葱、演出 小川絵梨子、神農直隆、佐藤祐基、小林隆、近藤芳正、伊達暁
https://www.nntt.jac.go.jp/play/keepwalking/
全く前知識なく、実はさほど期待もしていなかった。舞台はT字に設定されていて、私の席は張り出した部分に横に見える一列目。座席は移動可能椅子だけど座りづらくなく、舞台に集中できた。
役者さんの横顔、ときに後ろ姿をずっと観たりするような変わった設定。舞台装置はシンプルだけど、バチカン、中国、バチカン。そして時間も飛ぶ。出演者は少なくて男性のみ。衣装がとても素敵だった。蝋燭の使い方も効いていた。
人間の進化の歴史か、神が人間を創ったのか、宗教の存在がガチッとこない私でも会話に引き込まれた。
真っ暗な舞台の上で、近藤さんが勢いよくしゃべるたびにツバがみえるのまで演出にみえた。伊達さんと神農さんの今後の出演をチェックすることとメモる。
小劇場に初めていって、今回の演出設定なのかいつもなのかわからないけど、入り口でチケット渡してからの座席まで行くところが長くて、暗くて、一瞬迷ったかと思った。やっぱ演出かな。それが知りたいために、別の小劇場でやる舞台に行こうと思った。