二度目の夏
8月2日 本多劇場
作・演出 岩松了
東出昌大、中野太賀、水上京香、清水葉月、菅原永二、岩松了、片桐はいり。
http://mo-plays.com/secondsummer/
金曜の夜の観劇、また遅刻しそうでヒヤヒヤした。当日に電話会議が1時間ずれ込み、携帯で電話会議に出ながら、オフィスから出た。上司からの急ぎのチャットも携帯で会社にいるかのように対応できてしまう。テクノロジーって便利。それでも本当に開演2分前にビレッジヴァンガードに着き、一体どこが入り口なのかウロウロしてしまった。こんなせわしないことやめればいいのに、観たいと思うもの欲張りに対応してしまうと土日では足りない、とても贅沢ななやみ。
ごちそうさんのときは東出君の大ファンになり、それ以外のドラマではさほど入れないけれど、彼がやっている落語の番組は好き。緻密さと真面目さがでている。演技では真摯だけど、鈍感な男の役があう気がして、まさにそれが狙いの配役なのかもしれない。岩松さんの舞台は初めてだが、ベランダーの斑目はすき。シクラメンのかほりをベランダーに歌わせるところは、何度も観ても笑いながら、こちらまで熱唱してしまう。またやらないかな、ベランダー。
ストーリーはとにかく神経質な会話が続くもの。どんな細かいモチーフも次の人が拾っていくみたいなセリフのやりとり。そこはあんまり好みではないけど、そのきもちわるい感じを観客に味あわせるのが狙いなのでしょう。太賀君はゆとりのものすごい新人社会人の役をやっているドラマですごいうまいと思ったけれど、それ以外は観たことなく、ここでは素直好青年の役で意外だけどよかった。片桐はいりさん安定に笑いを取っていた。
シートが狭くてお尻がいつもにも増して痛かった。休憩もなかったし。秋に本多劇場の観劇入っているんだけど、あのシートにまた座るのかぁ。