観たものを思いつきでログする場所

備忘録 個人的なメモ

キネマと恋人

ついに観劇のための日帰り出張までやった。世田谷パブリックシアター取れなかった、関西か名古屋が取れたら行こうと虎視眈々。本当は、一泊にして、未だ拝んでいない、姫路城まで足を延ばそう思っていたのだが、翌日予定があるため、サラリーマン出張のようになった。慣れない、JRと近鉄線で右往左往したけど、無事着いて、外のベンチでひと息。綺麗な建物。

肝心の中身、すごく楽しかった。終始劇場は笑いの渦。早変わりもおもしろかったし、とにかくよくわからない(?!)方言が最高にステキ。映像の多用がおしゃれで、ものすごく効いている。緒川たまきさんはすごくかわいくて役にぴったり。ともさかりえさんはもうすっかりコメディエンヌ。村岡さんうますぎ。そしてなにより、妻夫木さんがすごくいい。いろいろな映像作品で悪役とか、癖のある役もされているのもすごくいいけど、この役は、根っからのからっとした明るさ(ご本人がどんな人か知らない観客にまで、そんな人かもと思わせる)が出ているかんじ。 全体的にも舞台セットの動き、プロジェクションマッピング、ダンサーの動きが 上手く合っていて、わぁ〜っと思っている間に引き込まれる。

カーテンコールの時にも寅蔵さんで笑いをとる妻夫木さん。よかった。 あぁ、DVD買ってくればよかった、失敗した。